ヨガと触れ合うひとときが私を癒してくれる。
日常生活の習慣が、自然界から私たちを切り離してしまうことはよくあることだ。
だが実は、私たちはもともと自然と親密につながっている。
地球と同じように、私たちの体のほとんども水でできているのだから。
自然が与えてくれる日々の贈り物に意識を集中することは、自然への畏敬の念を育む一助になる。
私自身、日々の生活で、例えば朝起きて大地とつながるために床に足を置くだけで感謝の気持ちで満たされるし、顔に水をかけると、地球にたゆたう水とのつながりを感じる。
そのように感じることができるようになったのはヨガの影響だと思う。
朝日を見ながら肺の奥深くまで空気を吸い込むと、喜びがわいてくる。
なぜなら、火と気のプラーナ(生命エネルギー)が私の中で一体となるからだ。
地球との深いつながりに感謝する時、私たちは確かな基盤、溢れる幸福感、そして地球への帰属意識を経験することができる。
ほかのつながりもある。
ヨガの伝統によれば、世界は5つの基本元素―地、水、火、風、空(エーテル)で構成されている。
そして、私たちの体には尾骨から上に向かってチャクラが存在し、それらはそれぞれ5つの元素の特性を反映している。
母なる大地とのより深い一体感を生み出す方法の一つは、チャクラに意識を集中しながら、それらと対応する地、水、火、風、空のエネルギーを取り入れることだ。
そうすることで、あなた自身のチャクラをより強力なものにすることができるだけでなく、私たちと地球の間を隔てているものは何もなく、本当にひとつであると認識できるのだ。